「働く」の対義語は?

「働く」の対義語は「遊ぶ」だという人がいる。すげ〜アグレッシブな人。コンサルでバリバリ働いてる人やアメリカ人はたぶんこう思ってる。


でも自分の場合、「働く」の対義語は「休む」。「遊ぶ」の対義語も「休む」。「遊ぶ」も「働く」も「活動する」ことのひとつとして捉え、その「活動する」の対義語として「休む」を捉えている。


土日休みのとき。前者みたいな人はどっちも遊ぶんだろう。それで心身ともにリセットされるんだろう。もしくは、身のリセットは不十分でも心のリセットが十分だから、やっていけるのだろう。でも自分は、どうしても片方は休みたくなる。休まないと身は言うまでもなく、心もリセットされないから。


飲み会にも言える。前者の人たちは、仕事終わりの飲み会で心をリセットできる。仕事して夜まで飲んでも次の日に朝から働ける。でも後者は、たとえ気の置けない友人との飲み会だとしても、リセットしきれない。だって飲み会は「休み」ではないのだから。しゃべって、笑って、ぼけて、ツッコんで、そしてアルコールなんていうちょっと普通の食べ物よりも分解が面倒なものを摂取する。気分転換にはなるかもしれないが、そこで使った心身エネルギーは、休むことでリセットしなきゃならない。でも次の日は朝から仕事。


この差は大きい。少なくとも仕事を重要視する場合は。「遊び」でリセットできる人は、リセットしながら何かを得ることもできる。飲み会でリセットできる人は、それだけ飲み会に参加できる、つまり親交を深められる。そういうものは仕事に活きてくる。でも休むことでしかリセットできない人は、どうしても休まなきゃならない。そうしないと心身が持たないから。


自分は後者。自分は休まないとリセットできない。前者との差を覆せるほど頭もよくないし、体力もない。だから仕事じゃ勝てない。でも、それはそれでしょうがないこと。だから、自分がやらなきゃならないことは、自分みたいなタイプでもやっていける職場を見つけそこに入ること、「休み」によってリセットできる心身の疲労量を上げること。そうやって、前者の人たちとは違う、自分らしい幸せな生き方をすること。


「働くの対義語って遊ぶ派と休む派がいるよな〜」なんてとこから特に結論を決めずに書いてみたら、話が途中で変わってしまった(汗)