センコロール

センコロール見てきた。感想メモ。
例えばドラクエやポケモンみたいにすでに万人が理解している世界観ではなく土台から全部オリジナルの世界観なのだけど、そもそも上映時間が30分と短く、そのためどんな世界なのか導入描写なんてなしにいきなり物語が進んでいく。
事前情報がポスターだけの自分は、キャラが出るたびに「あ、こいつはこういうキャラで、主人公サイドなのか」みたいなのを理解していった感じ。で、ドンパチが始まって、ちょっとした"転"があって、帰結。
一般的な映画だと、ある世界観の上に主人公の成長や周りとの関わり合いを描くことで作者の頭の中を表現するのだろうけど、これはちょっと違って、主人公たちの行動や周りとの関わり合いの短い出来事を描くごとで、その土台にある作者が考えた世界観を表現しましたよ〜といった印象。
まあなんにせよ、30分じゃ成長やらなんやらは描けないよな〜。うん。
1000円は、作品そのものに加えて、ごく少数の人手により作られた作品をこうして映画館で上映するという意欲的な姿勢と、無料でもらえたポストカードに払ったと思えば、まあ納得できなくはない。