自転車買いました。購入までの個人的なまとめ。
今日DAHON Speed P8 2010年モデルを買いました。
http://www.dahon.jp/2010/products/compact/speed_p8/index.html
色はクラウドホワイト。
購入までを個人的にまとめてみる。
てっとり早くまとめれば、
- 自転車欲しいよぉ
- 安いの買って駐輪場置くか、高い折りたたみを買って自宅に持ち上げるか
- 2010モデルまだ〜
- 満足感と値段のバランスがとれてる車種がついに出た!
- 購入した〜
2009年3月
ほしいもの(http://d.hatena.ne.jp/denchu32/20090323/1237818471)エントリで折りたたみ自転車について要求点をまとめてた。
- どっかに旅行に行ったときに旅先でふらっと乗って観光したい
- 新幹線や特急、高速バスに乗せることを考えると、極力コンパクトのがいい
- やっぱ軽いほうがいい。
- 変速機能はついてたほうがいいなぁ。
- できればドロップ/ブルホーンがいいけど、あまりこだわらない。
- 20インチじゃなくてもいいや。コンパクト重視
- 予算は10万
- いままでMTBしか乗ったことないから、やや前傾姿勢で乗れるのがいい
エントリの最後で
うちみたいにエレベータで自転車を運ぶのが禁止されてるマンションでも折りたたみ自転車にすれば自室で管理できるからメンテとかしやすそう。
とは触れているけど、どうやら普段使いというよりもむしろ旅先での利用を考えていたようだ。とにかく軽くてコンパクトなもの。候補としてはKHSのF-20TかDAHONのMuP8。
結局このときは購入はせず。時期から察するに就活で精神的に凹むタームに入って自転車どころでなくなっていたのだろう。今までの自転車も十分に乗れていたし。
2009年7月〜8月
だいたいこのあたりでまた自転車が欲しくなる。何がきっかけだったかは覚えていない。実際に晴海のバイシクルセオ行って。上野のY's行って。あとハンズメッセ行って。このころは折りたたみに限ってたわけではなく。
- GIANTのESCAPE R3はコスパ高くて良さそう。でもグリップシフトは百歩譲って我慢するとして、あの特殊形状のグリップはヤだなぁ。
- ハンズメッセに置いてあるGIOSの自転車結構いいなぁ
- TOKYO BIKEの自転車良さげだけど履いてるタイヤが23Cだから結局28Cに替えるときに金がかかっちゃう
- ビアンキやルイガノやアンカーのクロスバイクのエントリークラスは結局70000ぐらいかかっちゃっうからマンションの駐輪場に精神的に置きづらいなぁ
なんて思ったのを覚えてる。このあたりから、駐輪場に置くのならESCAPE R3ぐらいまでのもの、それ以上のを買いたかったら折りたたみにして自宅で管理するっていう方針が固まりだした。
でもこのときも3月のときと同じく購入まではしなかった。というのもちょうと2010年モデルの情報が出始める頃だったんだよね。GIANTのESCAPE R3はトリガーシフトになるなんて情報もあったりで、もう少し待とうかなと。
2009年11月
折り畳み自転車欲しい。(http://d.hatena.ne.jp/denchu32/20091119/1258602904)エントリをUPしてる。
欲しいのは
- 簡単に折り畳めるもの(フレーム中折りのものとか)
- 街乗りのもの
- そこそこスピードの出るもの(やや前傾気味で乗れるもの)
と書いてあって、折りたたみ自転車を旅先ではなく街乗り用途として欲しがってる。そんでまたKHSの自転車に注目してる。(てか基本的にKHSの自転車が好き。折りたたみの中ではスピードが出る車種が多いし。ブルホーンとか一度は乗ってみたいし。KHSのMTBに乗ってるせいもあってか親近感もあるし。)
でもKHSを買うには大きな壁があった。それはブレーキ。KHSの折りたたみ車種のブレーキはすっごく性能が低いってのがユーザーのもっぱらの評価で、中には普通に走るだけでも生命の危険を感じるほどなんて書いてあったブログも。だからKHSのを買うとなるとブレーキの換装はマストになる。そもそも10万前後とお高めのKHSにブレーキ換装となると12万ぐらいになってしまう。
じゃあほかのメーカーのにすれば?という話になるんだけど、ほかのメーカーって5万ぐらいはホントまったり系のばかりで、多少速度が出るやつとなると9万ぐらいになる。そういうのに9万出すなら3万追加してKHS乗ったほうが良くね?もしくは家に持ち上げるのやめて、GIANTのESCAPE R3.1買って駐輪場に置いちゃおう。
そんな感じで、5万ぐらいのクロスもしくは10万ぐらいの折りたたみという考えをこのころの自分は持ってた。だけども10万ぐらいのをエイヤッ!と買うほどの衝動を持てず、またKHSの2010モデルがまだ発表されてなかったのもあって、買うのを先送り。7,8月に店回ったのに買わずその後も買う決断をするほどモチベが上がらず、このままズルズル行くんじゃないかなぁとか思ってたなぁ。
2010年1月〜2月
KHSの2010年モデルを見るも、STIからバーコンに変更されてるのに値段ほぼ変わらずとかグレードダウンじゃん、ってな感じでそこまで衝動に駆られず年を越した。
そして1月。さて、ここで一つの転機が訪れる。DAHONの2010年モデル発表である。ここでDAHONは俺の心をぐっと掴む車種を2つも出してきた。一つはシルバーチップ、そしてもう一つは結局買うことになるSpeeD P8である。
シルバーチップ(http://www.dahon.jp/2010/products/lockjaw/silvertip/index.html)はいままでの折り畳みとは違い、アーレンキーによる折りたたみ機構を持っている。クイックレリーズをガチャガチャやって折りたたむのではなく、アーレンキーで折りたたみの接合部をクイッと締めるのである。こういうギミックにはついつい惹かれてしまう。またトップチューブとダウンチューブの2本で前後をつないでいる。個人的にはやっぱり2本あったほうが自転車っぽくてかっこいい。ネックになるのは11万という値段と、納期。ネットショップの在庫表をいくつか見た様子だとどうも4月にならないと納入されないらしい。これは大きなネック。すぐ乗りたいんだよ。社会人になる前に乗りたいんだよ...
もう一つが、Speed P8(http://www.dahon.jp/2010/products/compact/speed_p8/index.html)。フツーの折りたたみ。多少前傾姿勢で乗れるだろうが、KHSと比べればスピードは落ちるだろう。重量も12kgで、普通。KHSやDAHONの中位〜上位クラスが11kg以下なのを考えるとむしろ重い方か。じゃあ何がオレの心を掴んだのか。それはマイナスがないのと値段である。ある程度前傾で乗れて、ある程度スピードが出て、マンションの自宅までエレベータで持ち上げられるぐらいの重さで、悪くないデザインで。各々の希求水準をギリギリとはいえほぼすべてにおいて上回る車種である。それが2009年モデルは82950円だったのが、2010モデルは69300円で買えるのだ。特にダウングレードはしていない、むしろタイヤ幅が2.0から1.5になったりディレイラーもシマノになったりしてる。しかももうすでに店舗に入荷されていて、注文すればすぐ乗れる。
最終的に
- GIANT ESCAPE R3.1 6万弱 駐輪場置き
- KHS ブレーキ換装 12万 自宅管理
- DAHON Speed P8 7万 自宅管理
- 見送り
の4択となり、DAHONを選んだわけだ。いままで乗ってたKHSの調子が12月あたりから悪くなっていたから調整か買い替えが必要だったこと、もうかれこれ5年も同じのに乗ったのでほかの自転車にも乗りたかったこと、1万出せば自宅管理に格上げできたこと、「8万に4万加えてKHS」は4万ぐらいならと迷うラインだったが「7万に5万加えてKHS」はさすがに5万加えるのは...と思ったこと、それらがうまく重なって、Speed P8購入の運びになった。
2010/02/24
そんなこんなで購入を決断し、晴海のバイシクルセオへ。赤・黒・白3種類の現物を見て、黒はつまらん、赤はちょっと思ったのと違う、白はまあキレイだよねと白を選択。約1割引きの62300円に防犯登録代を加えた金額で購入できた。やっと新車ゲット!
初めて乗る自転車だったんでサドル低めハンドル若干高めの安全運転で帰ってきた。感想としては
- ハンドル操作がいままでのよりもセンシティヴ。小回りは利きそうだけどちょっとしたハンドル操作が走りに響く。
- バーエンドバーないハンドルは久々。若干慣れない。
- グリップシフトも久々。どっちに回せば重くなるのか軽くなるのかまだ慣れない。よく使うことになるだろう3,4,5段あたりは感覚が狭くて操作が繊細。
- 踏めばちゃんと加速してくれる。
- ちょっといままでよりもサドルとハンドルが近かったかな。前傾度はKHSのMTBよりも浅い。
- フレームの折りたたみに若干力がいる。使ってるうちに馴染んで柔らかくなるって店員さんが言ってた。
- 12kgって案外重い。でもエレベータで持ち上げはできる。
サドルとハンドルをしっかりセットしないとなんとも言えないかな。まだ車道もあんまり走ってないし。でも街乗りには十分な車種だと思う。