いいとも

昼のいいとも見てたけど、「AKB48が33人もやってきて自己紹介と花紹介と電報で終了」は(予定調和っぽかったのは置いといて、)いい落とし所だったなと。


タモさんからしたらよくわからん人たち33人相手に何を話せばいいんだか、誰に話せばいいんだか、仮に話したとして会話の落とし所をちゃんと時間どおりにもって来れるんだか、いつもと勝手が違って難しい状況(タモさんならそれでもどうにかしちゃいそうだけど)。


一方でAKB側は、売れてる人たち以外のメンバーからしたら、ただトークされたら司会席近くに座ってるもう売れてる人たちだけが目立って自分たちにはメリットなし。


そこであの自己紹介。タモさんはあまり絡まずにすむし、ある程度時間の計算もできる。AKB側はあの長寿番組いいともで一人ひとり顔を映されて名前まで売り込める。売れてる人たちには花紹介や電報のところで多少タモさんと絡んでテレビに映る機会がある。


自己紹介で若手のタレント33人全員がウケを取れる、感心されるなんて土台無理なわけで、若干(というかかなり)会場がお寒い状況で放送事故一歩手前にはなってたけど、それでもテレビの体裁を保ってAKB側とタモさん側双方(ケガをしないで済むという点で特にタモさん側)にメリットのある落とし所としては、ベストなんでは。




追伸。
穿った見方をすれば、自己紹介というのは事前に決まっていたと思ってしまうんだけれど、そうするとAKB側の「好きな漢字ふた文字」というお題に対しての答えがあまりにもお粗末という感じもする。可能性としては、

  1. ホントに自己紹介はその場で決めたことだった(もしくは、番組的には何も決まってなかったけど、タモさんは自己紹介で行こうと決めていた。)
  2. 自己紹介は事前に決まっていたが、お題はタモさんがその場で考えた
  3. 自己紹介は事前に決まっていた。お題も事前に決まってたけど台本っぽさを消すためにAKB側には伝えてなかった。
  4. 自己紹介は事前に決まっていた。お題も事前に決まっていた。台本っぽさをなくすためにAKBは演技をした。

の4つか。1,2が有力だけど、もし4だったら、AKB恐ろしや。