ある行為を選択するとき。

ある目的に対し、それを解決しうる行為を思いついたとして、
1)その目的は達成する必要があるのか。
2)その行為は目的を達成する合理的な手段か。
3)その行為以上に優良な行為はないか。

例。鉛筆で書いてたら字を間違った。
すべての手段において1は達成済みとする。
・念じる
  →2を達成せず。
・修正液で塗るという行為
  →2は達成。しかし3が達成できず。
・消しゴムで消す
  →1,2,3ともに達成。
結果、「消しゴムで消す」を選択する。

判断が必要なときに実際に自分ができる行為のみを
考慮に入れることが当然にして肝要。
「消しゴムで消す」がベストだが、
じゃあ消しゴムがなかったらどうするのか。
もし自分ができる行為以外まで考慮するならば、
消しゴムがないので消さないことになる。
それでは意味がない。


自分の手札に何があるのか。
それらのうち解決しうる手札はどれなのか。
そしてどれがもっともいい手札なのか。
この3ステップを踏めば、
その時の思考においてベストな選択ができるはず。
(あくまでもそのときの思考においてのおはなし。
 それが必ずしも客観的にベストだとは限らない。)


以上、違憲審査基準の厳格審査基準を参考に考えてみた。