vsUAE戦の日刊読者採点を読んで。

やれ監督の采配が悪いだのあそこは違うプレーをした方がよかっただの、観戦者が批評家になることがサッカーではよくあるけど、いったいその内のどれだけが「自分の見ている対象をよく理解しようと試みている人」なんだろうねぇ。
特に選手起用に対する批評なんて、どうしてそういう起用になったのか、起用した選手に何を求めているのかを脇に置いといて論じている(そもそも"論"じてはいないのかもしれないが。)人が多いように見えるんだよなぁ。
そもそも観戦している人が描いている理想のサッカー像と、実際にやっている人が目指しているサッカーは必ずしも同じじゃないわけで。実際のプレーを前者と比較する批評*1、後者と比較する批評、どっちがあってもいいと思うけど、あまりにも前者と比較する批評が多すぎるかなと。


でもまあそれでいいのかな。所詮娯楽だし。(逆に言えば、娯楽ではなく仕事として批評しているのに対象を理解しようとしていない場合は、それこそ自分よがりの批評、外野からの監督ごっこだと思う。)

*1:でもこれは"実際のプレー"に対する批評というよりも、"実際にやっている人が目指しているプレー"に対しての批評だけどね。