今日からオレもSuica使い!

定期券買ってきた!Suica定期券!いやSuicaイオカード持ってるからPasmo作るの面倒だっただけですけど。
とにかくこれでイオカードも定期もSuicaに一本化できたんで、楽に電車に乗れる♪




んで購入するためにみどりの窓口に並んでて思ったこと。
私の後ろに初老のお婆さんグループが並んでたのよ。新幹線の指定席取るために。で、親切に係りの人が「券売機で買えますよ、どこまで行くのか教えてもらえば券売機は僕が動かしますよ」って言ったのね。でもお婆さん方は「なんか機械だと不安だし、時間あるからこっちでいいわ」って。
きっとその手の券売機を使ったことがなくって、本当に不安だったんでしょう。人がやってくれるからみどりの窓口のほうが安心感があるんでしょう。


でも「あなたたちには時間があるんだろうけど、あなたよりも後ろに並んでる、みどりの窓口でやるしかない人にとっては迷惑でしょ。そのへんどうなのよ」と個人的には思っちゃうわけです。係りの人がやってくれるって言ってるんだから、極力そっちでやってくれよと。


まあそれは話の本筋ではないので置いといて。
おそらくこの「定期や指定席系の券売機を扱うのが怖い人、扱えない人」ってのはそこそこな人数がいる気がする。その人たちの中で、若い人は試しに使ってみて覚えていくから大丈夫だろうけど、今回みたいに安心感とかそういうのを重視する老人は多分ずっとあの手の券売機は使わないと思う。係りの人がやってあげますよって言ってるのに使おうとしないのを実際に見てしまうと、そう思ってしまう。


2007年問題よろしく、JRも人員が減るためにみどりの窓口の営業時間を短くしたり、定期や指定席券を券売機で買えるようにしたりしてる。「みどりの窓口でしかできないことを減らしていこう」って方向に動いてる。多分それにとどまらず、券売機でやれることは極力そっちに回して、人を通さないといけないことだけに業務を絞ろうってきっと思ってるだろう。(係りの人が並んでいる人に声かけて、それは券売機のほうでできますよって教えてるってのはそういうことでしょ。)


それを推し進めるにあたっては、上で挙げたような人はぶっちゃけ障害である。列も長くなるし、その人たちがいるがゆえに業務を完全に絞ることが出来ない。しかもやっかいなことに、その人たちには「券売機の方が並ばずにしかも早く買うことが出来る」というインセンティヴが効かない。
そう、その人たちは時間と他人への迷惑というコストを払って、安心を買っているのだ。「安心」というもののほうがインセンティヴとして働いているのだ。券売機で買っても安全度・確からしさは変わらないというのに。きっと一般的に見れば安心度だって変わらないはずなのに。


この人たちを動かす方策を考えないと、きっといつまでも業務が絞れないと思う。
いっそみどりの窓口で指定席を発売するのをやめちゃう??いやそんなことしたらサービス低下で客足が遠のいてしまう。やっぱ粘り強く係りの人が誘導していくしかないのかな......