「読書感想文」感想文なんてのはどうよ?

ずっと前に1度触れたような触れていないような。
ま、いいや、触れてしまおう。


読書感想文のコピペが小学生にも蔓延してきてるようで。
こんだけ便利になればそりゃ蔓延するだろうな〜と。
先生方は大変だろうな〜と。
(個人的には「PCでのネット=百科事典」っていう固定概念が小さい頃からついてしまうのが怖いな〜とは思う。)


んで、考えた。何か手はないかと。


「読書感想文」感想文なんてのはどうだろうか。
あらかじめ課題図書とそれについて扱った読書感想文を提示。
課題図書とその感想文を読んで、提示された読書感想文を批評しつつ、自らの感想を述べる。


これなら自分の言葉で書かなきゃならないだろうし、もとより完全コピペはできない。
感想文サイトから感想を拾ってきて、提示された感想文との相違点を咀嚼して整合性に気を配って書くという方法も一応あるけれど、それはそれで「同じことを扱った異なる2つを整合性を維持してミックスする」っていういわばマッシュアップの訓練になるからOK。


提示する感想文自体を先生が書けば、ネットで探すのも不可能。
作品に載ってないエピソードとかをブービートラップとして入れておけば、ちゃんと読んだかどうかの判断も出来る。
おまけに批評する際に引用を義務にすれば、正しい「引用」の方法まで教えることが出来る。


提示された感想文にひたすら賛成して切り抜けようという輩もいるだろうけど、ちゃんと理由つきで感想を書かせるようにすればOK。


問題は読書感想文請負業者だけれど、そもそも請負業者って読書感想文だけでなく宿題全般の問題だから、感想文の構造を変えたところでどうにか出来る問題ではない。
だからそのへんは読書感想文問題ではなく宿題全般の問題として当たるべき。