久々に「氏ねばいいのに」と思った。

ニコ動のランキングに上がってた「声優業界イメージランキング」で
途中までは、こういうのも100%ナシというわけではないな〜と思ってたけど
最後の最後でほんと久々に氏ねばいいのにって思ったな〜。


他人を傷つけるタイプの笑いをするには
1)弱いものが強いもの、ネタにしても揺るがないものをいじる
2)ネタにされる人のほうが同列、もしくは下のときは
 その両者になんらかのいい交友があるor同意がある
が条件にあると思う。
それぞれ例を挙げてみる。
1)モノマネがお笑いとして機能するのは、ネタにされてもネタ元の人の立場が揺るがないから。
2)勝ち組のくりぃむがラジオでたまにブレイクしてないさがねさんをいじるけど、
あれはくりぃむとさがねさんに交友があるから、心の通ったいじりだと感じられる。ある種のエールだと感じられる。


でも小野坂って人の白石稔へのdisにはどちらもなかった。
小野坂はもう声優としてポジションを確立してる人。多分声優オンリーでいける人。
白石稔ハルヒらきすたあたりでどうにか名前がちょっと売れて、
でもまだ声優オンリーで生計が立てられるかかなりあやしいレベル。
声優としてのラジオ出演は貴重な仕事。
どう見ても小野坂>白石。しかも白石の立場が揺るぎまくり。
じゃあ小野坂と白石の間に交流があるかというと、なし。
他の出演者(正確には作家)の「この人知らないんだけど」なんて
コメントまで乗っちゃった。
接点がないんだから同意もないでしょう。


こうなるともう、強いやつが弱いやつを利用して笑いをとろうとして、
しかもそのネタにされたやつはイメージを損ねただけって状況で、
それは笑いとしてダメだろと。笑いでもなんでもないだろ。
場合によっちゃぁいじめだろ。
(個人的には、人として自分とは相容れないなと思ってしまう。)


せめて、接点のなさを強調せずにやれば、
それでネタにしたあとにフォローすれば、
ギリギリゆるせる範囲だったのだけれど。


「これはリスナー投票の結果」とか
「つまらないのは事実。それをいって何が悪い」って
思う人もいるんだろうけど、
直接disったのはパーソナリティだし、もし事実を言ったまでというならば
それは笑いとして昇華させる努力を怠ったってこと。
その言い分は通用しないと思う。


「お笑いの人じゃないし。」というのも的外れ。
それならば公の放送でネタコーナーはやらないほうがいい。


あと、個人的に残念だったのは、この作家、伊福部さんなんだよねぇ。
イプナイにたまに出てたりして、ネガティブなイメージはなかったんだけどなぁ。
ポアロの曲も嫌いじゃなかったんだけどなぁ。
こういうこともしちゃう作家だったのかぁ。