東京メトロ東西線 東陽町駅西口南側出口 右側通行に。

2月の22日だったか23日だったか、
そこらへんの日を境に、
東陽町駅西口の南側の出口(2番出口かな)への通路が
左側通行から右側通行に変わるんだってさ。
はり紙が駅にはってあった。


この西口南側出口、朝夕はとにかく混雑してる。
その要因は
★駅利用者数が多い
★利用者数に対して想定キャパが小さい
★乗る人降りる人どちらも多い
の3点。

★駅利用者数が多い

2006年度の東陽町駅の1日平均利用者数は118,463人。
東京メトロの中で他線への乗り換えがない単独駅としては最多の人数である。

★利用者数に対してキャパが小さい

東陽町が開業したのは1967年。
東陽町の西にある木場の貯木場が新木場に移転したのは1969年。
つまり1967年当時は、東陽町は貯木場からさらに海側にあるような駅である。
多少の伸びならともかく
明治生命のビルやダイエーの本社が来るだなんて
誰も予想できるわけがない。
だからそもそもキャパが小さい。
ビルやらなんやらで囲まれちゃってるから、
多分これから大きくするのも難しい。

★乗る人降りる人どちらも多い

福袋やクリスピークリームドーナツの販売よろしく
利用者が多くてそれに対してキャパが小さくても
利用する人が同じ方向に移動するならば
なんとかなっちゃうものである。
でも東陽町はそうでない。
住宅地だからそれなりの数の人が住んでいる。
一方で明治生命のビルやダイエーの本社など、
仕事場に来る人も多い。
結果、流れが1つにならず、混雑する。

★だから導線が大事。

そんなわけで、混雑要因が集まってるんだけど
今後も駅利用者は減らないだろうし
キャパも増やせないだろうし
こう物理的にドカンと解決する方法は多分難しい。
そこで重要になるのが導線。
うまく人の流れをコントロールして
いかに整然と進ませるのかが混雑緩和の鍵になる。

★今回の策の狙い

今回の右側通行化はその導線を変える策。
いまは左側通行なんだけど
改札と券売機と通路の関係上
どうしても右側通行になるタイミングがあり
利用者が空気読んで使い分けてるのが現状。
それを直そうというのが多分今回の策の狙い。
さてうまく行くかどうか。
うまくいってほしいもんだ。


ってかこれがうまく行かないとあと策がないような...
あそこはポールをおいて流れを整理することができないからね〜
住人と仕事に来た人どちらも多いといっても、
やはり仕事に来た人が多い状況なんよ。
そりゃ本社とかがあればそうなるわな。
だから朝は階段を登る人、夕は降りる人が多い
そういう状況だから
○側通行+ポールの策だと
朝は大丈夫だけど夕はダメ、みたいな状況になる。
あとは朝夕で○側通行を変える策だけど、
何時でスイッチするのよって問題と
「○側通行が変わる」なんてレアケースを
浸透させるのが大変って問題がある。


どうにかうまくいってほしいもんだ。