トヨタカップ

▼もう名前違うんだよな。ま、いいや。世界との差はまだまだまだまだあるようで。ミランの攻めに入るときのタテパスがすげ〜速い。しかもきれい。変に弾んでたりしない。なんであんな速いのをきれいなグラウンダーで出せるのか、受け手はそれを一発できれいにトラップしたり、はたいたりできるのか。
　日本人は技術はあるよね、なんていうけど、それが発揮できるスピード帯が違う。多分とまってるボールに対しての技術なら日本もトップクラスかもしれない。でも、少し速くなっただけでクロスの精度が低くなったりトラップが遠くなったりグラウンダーのパスが変に弾んだりする。
　一方でトップクラスの人は、もしかしたら止まったボールに対しての技術は日本以下かもしれないけど、でも多少速くても技術を発揮できる。
　この技術を発揮できるスピード帯を広げるのが、日本の長期スパンでの課題かと。一方で、次のワールドカップということを考えると、その部分でディスアドバンテージを背負ってるのは確実なわけで、それを覆す別の部分を伸ばすというのも必要。それがトルシエジャパンではガチガチ組織によるディフェンスであり、オシムジャパンではフリーランニングであり。岡田ジャパンではどうやってこのディスアドバンテージを覆すのか。