読了。

サクリファイス

サクリファイス


▼寝る前にちょっと読もうと思って、気づいたら一気読み。普段小説なんかほとんど読まないし、読んでもたいてい50〜100ページぐらいまでで「残りは今度。」と思って、結局そのまま読まずに本棚の彩りにしちゃうのがデフォルト。
 そんな自分でもグイグイ引きこまれて最後まで読んでしまえたということが、確かに自分の好きなロードレースが題材だったというのはあるけれど、この本の面白さの何よりの証明である。


 と書いてみたものの、これだとあんまり正しく伝わらないなぁと思い、以下、いつものようにとりとめなく書いてみる。
 自分の読みきった小説ときかれてパッと思いつくのは、、星新一のショートショート系のものと、ハリーポッターの初期のと、あと松樹剛史ジョッキーと、安部公房カンガルー・ノート (新潮文庫)。逆に途中でやめたものといえば、ロードオブザリングや海辺のカフカなど。つまり(安部公房だけ浮いてる気がするけど、)面白いのに加えて、長くなくて軽いのが好きなわけだ。そして、今回読んだサクリファイスはバッチシそれに当てはまったものだったと。内容については、特に触れる気はない(ぉ)。とにかく青春系だな〜と。
 買って損はなかった。むしろ得だった。読後感はそこまで清々しいものではなかったけど、面白かった。そんな本でした。